こんにちは。
Tシャツのプリントを見てこれって
「どんなプリントなのかな?」
何て思ったことありませんか?
いろんなことが発達した御時勢なので機械でに入れると勝手にプリントされるんじゃないか?くらいで考えとがとまりますよね。
実は世の中のTシャツのプリントの8割くらいはシルクスクリーンのプリントになります。
残りの2割に刺繍や熱転写プリントやトナー転写、昇華プリントなどがあります。
シルクスクリーンは 版を作り、版画の用に1色ずつプリントする為、
プリントの色は個々の工場によって調色される為微妙に違いが出るかもしれませんが、
dicやpantonによって合わせた場合、その違いも厳密に比べないとわからないようになります。
また、粘土のあるラバー質インクでのプリントの為、色の出や耐久性の優れたプリントになります。
良い点
・洗濯堅牢度が高く、プリント持ちもよい。
・発色がよい。
・大量に作ると安価。
悪い点
・一色につき一つの版を作る必要がある為、カラフルなプリントで少量の場合高価。
・生地の表面にインクが留まる為、タオルなど直接肌に触れるような印刷に向かない。
では、ガーメントプリントとはどういう印刷でしょう。
そもそもガーメント(grment)とは衣類を意味し、衣類の生地に直接インクジェットプリンターで印刷するプリント方法になります。
値段は安いのですが、個々の機械によるプリントなのでプリントする機械によりクオリティーにバラつきがでます。
良い点
・フルカラー印刷できるので写真など色のあるプリントに向く。
・大量でも少量でも印刷単価がそれほど変わらない為、数枚のプリントでも頼みやすい。
・生地にしみこむプリントの為、ベタプリントでもやわらかく汗をかいてもペタペタしない。
悪い点
・インクが染み込むプリントの為、洗濯すると表面の毛羽立ちでプリントがあせて見えやすい。
・洗濯すると徐々に色が薄くなる。
・色が多い場合は良いが、色数が少ない場合プリントとして見劣りする。
・大量にプリントする際には高額になる為不向き。
以上が、 シルクスクリーンプリントとガーメントプリントの違いとなります。違いがわかりましたか?